ミーハー女のミーハー日記２

東京グローブ座
2011年8月7日（日）16時半開場17時開演
芸人交換日記
出演
若林正恭（オードリー）
田中圭
伊勢佳世



画像は、パンフレット画像。


交換日記を意識したデザインで好きです。


感想は追記にてですが、1つだけ・・・。


グローブ座分かりづれーよ


っていうか、今まで行ったことがないっていうのも不思議な話ではあるんだけどね。


ジャニーズ事務所のおかかえ劇場だし。


夕方から雨も降ってきて、持ち前の方向音痴を発揮して、16時半に劇場に着くのが着いたのは16時55分でした（エッ）


どんだけ方向音痴なんだって感じですが。


まあなんとか最初から観ることはできました。


感想は追記にて。

感想


鑑賞時、原作未読です。


公演前、時間がない中、パンフレットとポストカードの予約購入。


鈴木おさむ氏サイン入りの原作本とDVD発売の受付もしていたけど、観てもないのにDVDの予約なんてできるかい。


しかも原作本は、ハードカバーだし買わない×2と思って劇場内へ。


2時間半後、飛行機の時間がギリギリにも関わらず、原作本購入、DVD申し込みしました。


この話は、ズルイ。


あれだけ笑わせておいて、最後にあれだけ泣かせるなんてずるすぎる。


あらすじは、オードリーのラジオで分かっていたのですが、あくまでサクセスストーリーで、オードリーとかぶらせていた部分があったので、コメディ一直線だと思ってた。


ですが・・・ここからは原作はあるもののネタばれなのでやめておきます。


とにかく台詞の多さとテンポの速さに驚きました。


2時間半ほぼ喋りっぱなし。


あれだけ話せば噛みもするだろうと思っていたら、田中君は2カ所ほど気になる部分はあったけど、あとの2人は全くなくて圧倒されました。


もちろん、田中君の噛んでいるのも気になるほどではなかったです。


むしろ、そりゃあ噛むだろう、そのほうが自然だと思えるほどでした。


3人それぞれ素晴らしかった。


伊勢佳世さんは、大きく包む人間の大きさ、1人2役（母と娘）になるのですが、セーラー服姿も全く違和感がなかったです。


これが舞台の良さなんだろうなとは思いますが、テレビだと違和感があっても舞台だと溶け込んでいました。


真っ直ぐ見つめる目や甲本をしっかりとした愛情で包み込む女性像は観ていて私も見習わなくてはと思った。


唯一の女性出演者として紅一点というだけでなく、しっかりと舞台全体を締めてくれているなと思いました。


田中圭くんは、彼って演技ウマイんだね。


って今更？ってファンの方の総ツッコミは全て受け止めます。


すみませんでした。


正直、俳優さんが舞台で芸人役をするのってそれは難しいことだと思います。


しかもあれだけテンポの速い舞台。


最初のおちゃらけた感じから最後の独白のシーンでは1人の人間の光と影をまざまざと見せつけられました。


最後の漫才も上手でしたよ。


話の展開上、笑い泣きでしたが素晴らしかった。


そして若林さん。


あんた・・・凄いよ。


なんだよ、あれ。


観ていて思ったのは、やっぱりオードリーとかぶる部分はあるなと思いました。


ただそれは若林さんの心情であって、春日さんの影が舞台上で見えるということはなかったです。


あくまで田中圭さん演じる甲本とのイエローハーツの話として引き込まれました。


性格的には、ご本人も雑誌のインタビューで答えている通り似ているなとは思いました。


ただボケのほうなので、そこは違うんだけどね。


だからこそ観ていて違和感はなかったしウマイと思いました。


ただ最後の独白のシーン。


怒っているシーンは本当に怖かった。


でもどこか悲しげで切なげで苦しかった。


そして次の自分の本当の想いを告白するシーンですが、泣き声で語っているから、エッ嘘・・・と思って双眼鏡で見てみたら本当に泣いてた。


と思ったら、途中鼻水もスーーッと出てきたので、これは本物だと思いました。


会場内は、田中圭くんの独白シーンから既に、すすり泣きが聞こえていたのですが、若林さんのシーンですすり泣きというか嗚咽のようなものも聞こえてました。


私も涙ボロボロ出てましたね。


正直、これから関西に帰るのにまいったなと思うくらい涙が出てました。


ただ今回の役柄は、自身に近いものもあったとは思うので、他の役でも是非観てみたいなとは思いました。


ブルドクターの犯人役とかで出てくれないかな（オイオイ）


今の時点では、役者業もいけるんじゃないかなとは思いました。


作品としては、ハッピーエンドかそうでないかは観ている側が決めることなのかなと思いました。


私は、最後の漫才を観ているとハッピーエンドなのかなと思いました。


泣き笑いだったけどね。


これはもっと公演数増やしてやればいいのになと思いました。


東京4公演、大阪3公演は少なすぎるよ。


いくらDVD化するといっても舞台はやっぱり生ものだと思うので。


是非、再演希望。


みなさん、レギュラーやらドラマで忙しいかもしれないけど、同じメンバーで観たいです。


実は大阪公演も鑑賞予定です。


V6と日がかぶっているじゃねーかと思ったのですが、日は同じものの会場が近いので大丈夫なんですよね。


また大阪のほうもレポします。


ただ・・・1つだけちょっとなーと思ったのは、一応、東京千秋楽だったので最後チラッと挨拶すればいいのになとは思いました。


4回カーテンコールがあって4回目の時に田中君が若林さんに挨拶的なものを促したのですが、照れているのか｢もういいよ～｣って言ってはけちゃったんだよね。


その後、すぐ会場を出たので5回目があったのなら私の知らないところなのでお許しください。


せめて、ありがとうございましたくらい言ってもいいのにな～言ってほしかったな～と思ったので。


大阪に期待ですかね。


まあなにはともあれ、舞台は素晴らしかったです。


今まで観た中で一番心揺さぶられた作品だったかもしれないです。