2008年06月16日
第17捕虜収容所 レポ
出演
三宅健
田中幸太朗
おかやまはじめ
松村武
小林十市
堀文明
小村裕次郎
粟野史浩
池上リョヲマ
瀧川英次
斎藤洋介
袴田吉彦
昨日の2回公演千秋楽含め観てきました。
画像は会場前に貼ってあったポスター。
三宅健君のソロショットです。
顔部分だけ空白なのはいつもの理由です。
ただこのポスターの三宅君は非常にかっこいいので、お見せできないのが非常に残念です

テレビなんかでポスターが出たこともあるので知っている方はいらっしゃるかも・・・
本当にお見せできないのが残念です/( ̄ロ ̄;)\
・・・とまあ

ポスターの話で引っ張っても仕方ないので感想をいきます。
昼の部は1階席1列目
夜の部は2階席7列目くらいでした。
いつも同じことを言っていると思うのですが、これが逆ならよかったんだけどね

私が行く舞台やミュージカルはなぜか2回観ようと思うと1回目のほうがよくて2回目のほうが悪いです

悪い席でもいいんだよ、悪い席=後列、良い席=前列でここからは書きます。
そりゃあ顔だけ観ていたいらな前列でいいけれど舞台全体の雰囲気を楽しむならやっぱり後列のほうがいいです。
それに座る場所は変わるほうが、見える部分が違ったりしていいんだよね。
でもそれなら最初が後列後が前列のほうが個人的には好みです。
だって最初に全体見回して、ポイントをつかんで次にポイントを押さえつつ、ファンの方の顔をじっくり観るという楽しみが・・・
って大変マニアックな変態的意見ですが( ̄▽ ̄;)
まあ・・・それはともかく感想です。
ちなみに先にあらすじを書いておきます。
あらすじ
ドナルド・ビーヴァンとエドマンド・トルチンスキー作によりブロードウェイで舞台化、さらに鬼才ビリー・ワイルダーにより映画化され絶賛された、戦争映画不滅の金字塔作品「第17捕虜収容所」。
第2次世界大戦下、ドイツにあるアメリカ人捕虜収容所。
捕虜たちはなんとか笑いのネタを見つけ、辛い日々をやり過ごそうとしていた。が、―
「俺たちのなかに、ドイツ軍のスパイがいる!」
そして、一人の男がその張本人と決めつけられ、疑われた・・・。
脱出劇、スパイ探しのサスペンス、シリアスな人間模様など、
現代社会においても共感がもたれる・・・・・
この名作に、三宅健が挑む!
あらすじっていうか紹介文をお借りしました<(_ _)>
要するに健君がスパイと疑われます。
そんな中で本物のスパイを健君が探っていくというお話。
感想は追記に書きます。
感想です
元々、ブロードウェイでヒットした舞台劇をもう50年近く前に映画化され、そして今回、日本で三宅健主演で舞台化された作品です。
映画のほうも、アカデミー賞の主演男優賞を主役を演じたウィリアム・ホールデンが受賞しています。
その年の主演女優賞はローマの休日のオードリー・ヘップバーンです。
これで十分古い作品だと分かると思います。
そして何を言いたかったというと、元々舞台、映画で高評価な作品なのでストーリー自体はしっかりとしているのです。
その点では観がいのある素晴らしい作品でした。
そして人物描写も素晴らしかった。
ストーリー全体の緊迫感、でもその中で笑いも入っていて、バランスがよかった。
2時間半弱の作品ですが飽きさせることなく、きちんと観ていないと損をする作品に仕上がっています。
そしてキャストのみなさん。
出演者12名全員が個々の役割を果たしていると思うんですよね。
12人全員の動きが見逃せないんです。
本物のスパイを探していく中で確実に本物のスパイは動いているのです。
みんなが仲良く話している中、歌っている中、踊っている中動いているのです。
見逃せません。
そんな中でメインで3人が動いているとします。
後の9人はボーッとしているのかと言えば、そうじゃない。
細かい動き、仕草が絶妙でそれぞれに意味があるのです。
特に三宅健さんの細かい動きには脱帽でしたね。
スパイだと疑われているから、ほとんど仲間には入れず1人で部屋の隅にいることが多い。
でもその中で細かな動き、表情をしている訳です。
話が長くなり&本物のスパイが誰かを書いていいかが分からないのでこれ以上は、書きませんがキャスト全員素晴らしかった



1回目と2回目では観る視点が全然違ってくる作品だと思います。
1回目はさほど注目していなかった本物のスパイの行動を2回目に注目して観ると、こんな時にこうしていたのかと驚いてしまいます。
観るたびに新たな一面が見えてくる作品だと思いました。
そして感想とは違うのですが

健君の煙草を吸う仕草は様になっていましたね。
元々、煙草を吸わない人なのに稽古が始まる3ヶ月前から吸い始めていたとのことです。
ただ吸うだけなら別にそこまでしなくてもいいんだと思います。
でも吸っている仕草が様になっていてかっこよく見せるために彼はそうしたのでしょう。
それと昼の部は1列目だったのですが、目玉焼きのいい匂いがこっちにまで漂ってきました(爆)
是非、再演してほしい作品です。
何度も書きますが、三宅君以外のキャストも素晴らしかったです。
Posted by ミーハー女 at 14:30│Comments(0)
│イベントレポ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。