2012年03月01日
2012年7本目

2012年7本目
麒麟の翼 ~劇場版・新参者~
出演
阿部浩
新垣結衣
溝端淳平
松坂桃李
菅田将暉
山崎賢人
柄本時生
竹富聖花
聖也
黒木メイサ
向井理
山崎努
三浦貴大
劇団ひとり
秋山菜津子
鶴見辰吾
松重豊
田中麗奈
中井貴一 ほか
画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m
この間から書いているけど年始に書いた年間60本鑑賞は今年は既に取りやめる予定。
30本観れたらいいな~と思っています。
日曜日は映画記事というのも覆していきます。
感想は追記にて。
感想
原作未読、連ドラ鑑賞、スペシャルは観ていません。
ストーリー展開に関しては原作を読んでいないのでなんとも言えませんが、脚本・監督共に良かったのか面白い展開でだったと思います。
まああくまで連ドラからの映画なので正直、映画館で観る価値があるのか?と言われると微妙ですが、話としてはよくできていると思います。
犯人かな~と思う怪しい人達が何人か出てきて、怪しい伏線も描かれていますが、やっぱりここに繋がるかという展開ではあるものの、真犯人だけが犯人とは言い切れない数々の過去の出来事も出てきてその全てを見事に回収していて、細かいことを言い出したらキリはないけど、つっこみどころのない描き方で終わっているように思います。
真犯人に辿り着いた時の言いようのない虚しさや悔しさはあるものの、まあそれはあくまでフィクションなので入りこまないように観ていました。
過去の出来事も踏まえて、人の為を思ってしたことが最悪の結末になってしまう言いようのない悲壮感をも包み込んでいるように思いました。
加えてキャストが地味に豪華ですね。
阿部寛さんはもちろんのこと元々の連ドラからの溝端君、黒木さん、写真のみの出演の向井さんはもちろんですが、映画のみのキャストである中井貴一さんの演技は凄まじかったですね。
平清盛でも好演している中井さんですが、子を想う父の表情や仕事場での顔、主に回想シーンでの出演になるのですが、表情・動き全てにおいて素晴らしい。
この人がいるとしまりますね。
もちろん阿部さんも素晴らしいですよ。
連ドラから今回の映画を観たのでスペシャルドラマを知らないのでなんとも言えませんが、飄々とした中で今回のテーマである父子関係が絡んでくると少々変人っぽさがあった役どころが普通の人間に戻るというかこの人も普通の人なんだと思える箇所がよかったです。
話は戻って、映画版だけのキャストとして新垣結衣ちゃんも相変わらずかわいくて演技もいいですね。
そしてこれから注目であろう、松坂桃李さん、菅田将暉さん、三浦貴大さんもどこかで見たことあるな~確かこんな名前だったよなと思ってたらエンドロールでどんぴしゃで、あーやっぱりそうか地味に若手男優の使い方がウマイなと思いました。
一言で悪役というとざっくりとしすぎですが、鶴見辰吾さん、劇団ひとりさんの怪しげな演技も良かったです。
正直、オオッと思うスペシャルキャストは2人くらいですが、これから注目されるであろう俳優さん、脇役で光る俳優さんをうまいことキャスティングした作品だなと思いました。
映画で2回観るほどではないですが、テレビ版で再度楽しむのもいいと思います。
Posted by ミーハー女 at 14:16│Comments(0)
│映画
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