2011年10月23日
2011年48本目

2011年48本目
ツレがうつになりまして。
出演
宮崎あおい
堺雅人
吹越満
津田寛治
犬塚弘
梅沢富美男
田山涼成
山本浩司
中野裕太
田村三郎
大杉漣
余貴美子 ほか
画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m
観たかったんだけど時間がなかなか合わなくて観れるのかな~と少々諦めかけていましたがなんとか鑑賞。
感想は追記にて。
感想
NHKでドラマ化され題材的には観て観たかったのですが主演が大嫌いな女優だったため断念した今作。
映画で観ることができてよかったです。
実話であることの深み重み、思い通りにいかない展開が作品になる価値があり、実はきちんと知られいないうつ病という病気を知ることができるいろいろな意味で勉強になった作品。
・・・と書いてしまうと堅くなってしまいますが、観て損はない作品でしょう。
映画のスクリーンで見る価値があるか?と聞かれると少々、不安もありますが、四季を感じる風景もありそれさえも作品の一部想いとなっています。
監督さんが今までの作品を見ても風景を大事にしている作品がたくさんある方なので納得。
実話が明るい方向に向かったからこそ作品になったというのはありますが、こういう人間でありたいと思える作品でした。
とにかくキャストが素晴らしい、主演の宮崎あおいさん、堺雅人さんはもちろんですが、脇を固める役者さんの素晴らしいこと。
ハルさんの両親である、大杉漣さん、余貴美子さんは心配しつつも温かく見守っていて大きく包み込む雰囲気がより作品を温かくしていたように思います。
医者役の田山涼成さんもいいですね、優しい口調で戒める雰囲気が優しくも強くも感じる先生でした。
同じうつ病患者の吹越満さんは、相変わらずこういう毒のある役がウマイ。
目の動きや言動がツレとはまた違う症状を醸し出していて、この人の過去にもいろいろあったんだなという哀愁さえにじみ出ていました。
そしてビックリしたのが、久しぶりに見た伊嵜 充則さん。
子役の頃はよくお見かけしていて、今もドラマなんかでチラチラとお見かけすることはあったのですが、久しぶりにきちんとガッツリと見たなーと思いました。
出演シーンは少ないものの今作の暗い意味での重みを与えた存在感は素晴らしかった。さすがです。
うつ病の明るい未来と共に、それだけではない部分もきっちりと見せた今作は現代社会を生きる人なら見ておいて損はないと思いました。
Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)
│映画
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。