2011年09月04日
2011年40本目

2011年40本目
神様のカルテ
出演
櫻井翔
宮崎あおい
要潤
吉瀬美智子
岡田義徳
朝倉あき
原田泰造
西岡徳馬
池脇千鶴
加賀まりこ ほか
画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m
映画評なんかでは公開前に酷評が続き、公開された途端、まずまずの評価に戻った不思議な作品。
感想は追記にて。
感想
一言前提に置いておくなら嫌いではないです。
ただ映画にするほどかな~というとそれほどでもという感じはありますね。
一人の医師や周りの人たちの成長、岐路をどう進むかをそれぞれの道になぞらえてうまく描けていると思います。
どの出演者の気持ちもなんとなくそれなりに分かるんだけど、心に突き刺さるほどではなかった面では物足りなさはあるのかな~。
それぞれのキャラクターの描き方が浅いというかふんわりと描きすぎているかなとは思いました。
櫻井さんと要さんの未来が柄本さんと西岡さんなのかな~という対比とか私は好きですね。
要さん一見、嫌な奴だけど考え方は決して間違えていないし、仕事はきちんとこなしている。
櫻井さん演じる栗原がいない時にきちんとフォローしていたし。
医療でも研究と現場では進むべき道が全然違いますよね。
その場にいる患者を今すぐ助けるか、未来に向けてたくさんの命を救うか、どちらも大事なことだと思います。
描き方として、柄本さんと櫻井さんのほうがしんどそうで、その割には見返りが少なくバカバカしく思えてくるように描いていますが、他の作品だとこちらのほうが素敵に見えるように描いている作品もあるしなんとも言えないかな。
どの業種でもそうですが、いろいろな人がいて成り立っているのは明白。
個人的には、池脇千鶴ちゃんってやっぱりウマイなと思いました。
私は、パーマネント野ばら以来の演技でしたが、地味な女優さんかもしれないけど、光ってますね。
もっと彼女にはいい作品に恵まれてもいいのにな~と思ってしまう。
まあいろいろな作品には出ているんだけどね。
今回もキャスト順で最後から三番目といういい位置だったし、これからが更に楽しみだと思いました。
柄本さんも役柄で全く違うよね。
悪人の時の鳥肌の立った演技も良かったけど、今回の安定感のある親しみのある役もよかった。
宮崎あおいちゃんも安定感ありますね。
あのホワッとした世界観がよかった。
あと・・・櫻井君ってもっと昔、演技うまくなかった?なんか今回の役柄が合っていないのか、周りがウマすぎるのか違和感あり。
何よりあの髪型どうにかならなかったのですかね。
原作はあんな感じの髪型じゃないよね。
誰が指示してあの髪型になったか分からないけど、最初の30分笑えてきて作品に入りこめなかったよ。
その分、作品評価としても少し下がったのはあるかな。
医療ものなので連ドラとかにしても面白い作品かなとは思いました。
いろいろな患者さんのエピソードを1話完結とかにして。
描き方によってはもっといい作品になるだろうなと思いました。
Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)
│映画
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