2011年05月29日
2011年25本目

2011年25本目
岳 -ガク-
出演
小栗旬
長澤まさみ
佐々木蔵之助
石田卓也
矢柴俊博
やべきょうすけ
浜田学
鈴之助
尾上寛之
波岡一喜
森廉
ベンガル
宇梶剛士
小林海人
光石研
中越典子
石黒賢
市毛良枝
渡部篤郎 ほか
画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m
観ようかどうか、フワフワした気持ちでいてたのですが観てよかったです。
感想の前に驚いたこと2つ。
1つ目は、長澤まさみちゃんの痩せっぷり。
激やせじゃないか・・・と思った頃が確かにあったんだけど、この作品のためだったのかな~と今更ながらに思いました。
2つ目は、森廉君が出ていたこと。
あのヘリコプターの助手(でいいんだよね)の子どこかで見たことあるな~とモヤモヤしていたら、エンドロールで森廉って出てて、思わず、あーーーーと(一応小声)
子役の頃、よく見ていたな~と・・・。
『お金がない』とか、『木曜の怪談』とか懐かしいな~と思って今も頑張っているんだな~と思いました。
もっと出てきてもいいのにね。
それでは感想は追記にて。
感想
先にも書いた通り、原作未読です。
Yahoo!映画のあらすじとかは読んでいた中のイメージだけで、小栗君と長澤まさみちゃんは敵対しているのかな~と思っていたら、全然違った。
イメージ的には、小栗君がとんがった冷たい感じの人で、長澤さんが仕事のできるバリバリの人かと思っていたら、小栗君演じる三歩は、優しいし(強さのある優しさね)、長澤さん演じる久美は正義感や仕事に対する情熱はあるものの、どこかふわふわした感じで観ている分には拍子抜けした部分もあったけれど、入りやすかったです。
話の流れ的には、まあこんなもんかとは思いました。
現実、厳しい世界だとは思うので毎回、こうウマイことはいかないだろうって思うところもありました。
でも作品的には希望の見える終わり方、1人の人間の山岳遭難救助隊員としての成長を丁寧に描いていると思いました。
夏と冬の登山者の違いなんかも分かりやすく描けていたし、危ない目にあってもまた山に来てほしいという三歩の気持ちも嬉しいくらいに痛く伝わってきました。
キャストの皆さんも良かったのではないでしょうか。
小栗君は、かっこいいんだけどちょっと小汚い感じがよかった。
ナポリタンをモリモリ食べるところとか好きでしたよ、もちろん救助しているところもよかった。
飄々と助けるところはかっこよかったです。
長澤まさみちゃんは、追記に前にも書いた通り、痩せすぎててびっくりだよ。
本当の救助隊は女性でも、そこまで痩せていないんじゃないかな~というくらいの違和感は少し有。
でも精悍とした痩せ方ではあったかな~そこは分からないけど、筋肉もついているのかなと思いました。
いろいろな葛藤がありながら成長していく姿は、希望となりました。
後は、佐々木蔵之介さんいいね~長澤さんのお父さん役の石黒賢さんと何か関わり合いがあったんじゃないのかなと思っていたら、きちんと佐々木さんの見せどころで分かって良かった。
佐々木さんなりの隊長像がしっかりと出ていたと思います。
後、渋い演技の渡部さんね。
でも渡部さんのシーンやたらと暗くて(明かりが)顔が分かりづらくて、最後の三歩がヘリを出してほしいと連絡するところまで渡部さんだって気づかなかったよ。
これ誰だろうってずっと思ってて、途中から井原剛志さんだと思っていたりもするバカ女です。
分かったシーンで、あっ、そうだよ出演者の中に渡部さんの名前あったじゃんって思ったし。
分からなかった部分が損しているように感じました。
出演者の皆さんは全員よかったと言っても過言ではない作品でした。
そして何よりも山の素晴らしさを伝える役割をきちんと果たしている作品だと思いました。
正直、個人的にはこれを観たから登山を始めようと思えるほどの体力はないのですが、山の綺麗さ過酷さを存分に伝えてくれた作品だと思います。
Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)
│映画
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