2011年01月16日

2011年3本目

2011年3本目
2011年3本目
アンストッパブル
出演
デンゼル・ワシントン
クリス・パイン
ロザリオ・ドーソン
イーサン・サプリー
ケヴィン・ダン
ケヴィン・コリガン
ケヴィン・チャップマン
リュー・テンプル
T・J・ミラー
ジェシー・シュラム
デヴィッド・ウォーショフスキー
アンディ・アンバーガー
エリザベス・マシス
ディラン・ブルース       ほか


今のところは、2011年の中では1番の作品。


ってまだ3作目ですが・・・。


感想は追記にて。








感想


貨物列車事故の概要、対処の仕方は、本当にあったことを基にほぼ忠実に描かれているようです。


そこに加わった主役2人の背景は、さすがお国柄だな~と思うようなエピソードが後付けされています。


デンゼル・ワシントン演じるフランクは、後十数日で解雇されるベテラン機関士、仕事に大して真面目で家族も大切にしている。


でもちょっとしたすれ違いで娘さんとケンカ中。


クリス・パイン演じるウィルは、新人車掌で仕事に対して自分を変えたいと思ってはいるもののコネ入社もあってか、どこか中途半端で家族もいるけれど、こちらは結構な誤解があって妻、子供と別居中。


年齢も立場も違う2人が貨物列車事故に真っ向から立ち向かう姿は、男臭さ漂う熱さがある中、どこか清々しく凛としている。


オーバー気味な列車のスピード感や歪みは、しらじらしく感じるのだけど、体感するとそれ以上に感じるのだろうという臨場感があって、終始ドキドキしながら観てました。


そんな中で、列車見学をしている無邪気な子供達の姿が描かれるなど、ほんわかとした部分もあって、描き方がウマイ監督さんだなと思いました。


日本でいうところのJR西日本の福知山脱線事故を思い出したのですが、その時のJR西日本の対応の仕方が、まさにこの映画で描かれている会社の上の対応の仕方なんだろうなと思って観ていました。


列車に対しての甘い認識、会社のことしか考えていない一般市民のことなんかどうでもいい考え等、あーこんな人ばかりじゃないんだろうけど、JR西日本の中にもこんな人がいたんだろうなと思って観てました。


全員が全員とは言いません、この映画の中でも人命第一で考えて動いていた人もたくさんいました。


もちろんJR西日本の中にもそういった方はたくさんいたと思います。


そういう人間模様もうまく描かれていたと思いました。


フランクに対して、もうすぐ解雇されるのにどうしてそこまでする?と問いかけた上の人間に対して、会社のためじゃないと言い切ったフランクの表情は精悍で正義に溢れていました。


列車事故を通して、家族関係まで清算して全てがうまくいったのは、まさにアメリカ映画だなと思う仕上がりではありましたが、上映時間99分という無駄に長くない分数もよかったかのように思いました。


これは機会があれば、また観てみたいですね。



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Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)映画
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