2010年12月26日
2010 57本目
2010年57本目
ゴースト もういちど抱きしめたい
出演
松嶋菜々子
ソン・スンホン
鈴木砂羽
橋本さとし
芦田愛菜
樹木希林 ほか
もっと他にも出演者はいますが、主要キャストはこの6名かなと思いましたので他の方は載せません。
評判が悪いのは知っていたし、元々、観る気はなかったのですが、稲垣吾郎さんが女性が好きな映画と仰っていたのと年間60本達成のために千円デーの時に鑑賞。
感想は追記にて。
感想
まあ千円デーで観てよかったかなと(汗)
普通に1,700円とかで観ていたら、ちゃぶ台ひっくり返していたでしょう。
まずストーリーから書くと、リメイクとはいえ、どうして男性と女性逆にしちゃったんですかね。
女性だと(差別的意味ではないです)特に、陰湿さが際立つように思いました。
まあ男性だと爽やかか?というとそういう意味ではないし、特に鈴木砂羽さんだったから陰湿さや妬ましさ、意地悪な感じが際だったように感じたのかもしれません。
ちなみに砂羽さん自体は、嫌いじゃないです。
妹が似ていると言われたこともあるくらいなので・・・と完全に余談になってしまってすみません。
そして日本人女性と韓国人男性の物語にしたことも失敗の要因ですかね。
韓国人男性が悪いという意味ではもちろんありません。
ただ入りこめないな~と思いました。
出会いが白々しすぎて、あーそうと思ってしまいました。
それともう1つ、なぜに今更、松嶋菜々子さん?とも思いましたね。
ニューヨークの幻のデミ・ムーアは確か20代中盤~後半くらいでしたよね。
今回は、ぐんと年齢があがって松嶋さん。
松嶋さん嫌いじゃないし綺麗だと思うけど、スクリーンで観るとデミ・ムーアのかわいさを思うと劣化している感が否めなかったです。
年齢を重ねた人が恋をすることを否定しているつもりは、ありませんし、ニューヨークの幻とまったく同じようにしろと言っている訳でもありません。
今回の設定的に、松嶋さんの役は大会社の社長の役なので年齢設定もおかしくはないのですが、男女逆転にしたこと、国際恋愛にしたことによって、どんどん設定が苦しくなっているなと思いました。
その無理矢理な設定が、話の中でも随所に出ていて違和感のある作品になっていました。
あと個人的に思ったのが作中流れていた効果音や曲はなんなんですかね。
平井堅さんの主題歌『アイシテル』や曲名忘れたけど(ド忘れ)有名な曲はなんの問題もないんだけど、鬼気迫る時に流れたインストや効果音は、まるでお昼の東海ドラマを観ているような感覚で安っぽく感じました。
別に東海ドラマが悪い訳ではなく、昼ドラはあの時間帯に観るからいいのであって、今回の映画館で観る作品であんな曲流されたら、思わずコントかと思って鬼気迫る状況なのに、プッと笑ってしまいました。
とにかく観ていて違和感を感じる作品でした。
キャストに関しては、いいんじゃないでしょうか。
まあ主役2人に関しては、特に思うことはないです。
とにかく樹木希林さんがいい味出してましたね。
元々、役柄が強烈なキャラなのでオイシイ役だとは思いますが、樹木さんが演じるとはまってました。
芦田愛菜ちゃんもうまかったと思います。
でもここ最近は、たまたま私がよく見かけるのか、飽きてきました。
あまり出過ぎるのもよくないと思うんですがね。
今回の役合っていたし、よかったけど、うーん・・・と少し複雑でした。
作品的には、よっぽど暇ならテレビでしていたら観るかもな~という程度です。
Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)
│映画
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