2010年07月04日

2010 24本目

2010 24本目
2010年 24本目
17歳の肖像
出演
キャリー・マリガン
ピーター・サースガード
ドミニク・クーパー
ロザムンド・パイク
アルフレッド・モリナ
カーラ・セイモア
エマ・トンプソン
オリヴィア・ウィリアムズ
サリー・ホーキンス
マシュー・ビアード
アマンダ・フェアバンク=ハインズ
エリー・ケンドリック   ほか


画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m


何かの映画を観た時に予告を見て気になったので観ることに。


感想は追記に書きます。








感想


一見、17歳の少女の初恋の物語という単純なストーリーだと思うんだけど、そこまで簡単なものではないところが深かったように思います。


しかも初恋ではなかったりもします。


同級生と付き合うまではいっていない描き方なんだけど、まあ高校生の付き合いってこんな感じかなと思うと付き合っている男の子がいて、でもその子はやはり高校生で子供の部分があり、そこに大人の男性が現れる。


その男性とのラブストーリーになるんだけど、その男性が少し曲者で大人になるってそういうことじゃないんだよと年齢的には大人の私が見ていると分かるんだけど、彼女は恋というものにのめり込みつつあるから見えているような見えていないようなフワフワとした状況が続く。


そこに家族との関係や学校での自分の立場、環境が加わって、一見、スパイス的要素に見える家族との関係が深いように思いました。


あーそういえばこの作品も少し人種差別的な描き方がありますね。


こういう作品が流行っているのでしょうか。


今年、観た作品は人種差別をモロに描いているものから、今回のようにラブストーリーに絡ませているように見えて深い描き方まで様々な描かれ方がされています。


個人的には、恋愛的な描き方よりも彼女の父親の少し偏った考え方や、そうせざるをえなかった風景が決していいことではないんだろうけど深かった。


そうせざるをえなかった父親の苦しみや悲しみが最後に分かります。


とにかく出てくる男性がどこか子供っぽいのが魅力だったのかもしれないです。


でも女性からすれば勝手な嫌な男ばかりですよ。


第三者的立場から作品でみると面白いというだけです。


彼女と恋する年上の男性デイヴィッドの生き方も私からみれば、ウワッ、この男最悪となるんだけど17歳の少女から見たら素敵な男性に映ったんだと思います。


そしてデイヴィッドから見た主人公ジェニーも子供でありながらも博識な部分があり、もちろん見た目も魅力的だった。


そこでデイヴィッドの焦りが出てくるんだけど、この描き方がまた秀逸でした。


どうみてもデイヴィッドのほうが見た目は、大人なんだけど、あらゆる経験をしたジェニーのほうが最後は大人でした。


そして父と分かりあい成長した彼女が最後に見れる訳ですが、最後の描き方は女はちょっと怖いかなと思いました。


怖いと言っても小悪魔的な怖さなんだけどね。


男性側から見れば、こうして女は男を騙すのだと思うような描き方でした。


私の年齢で見ても当時の年齢を思い出させつつ羨ましさもある作品でした。


主演を演じたキャリー・マリガンが、かわいいですね。


制服を着ている時は、少女のかわいさ。


ドレスを着ている時は、大人の表情も見せる凛とした綺麗さ。


オードリー・ヘップバーンの再来かと言われるには少し言いすぎだと思いますが、今後が楽しみな女優さんだと思います。



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Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)映画
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