2010年03月21日
2010 9本目

2010年 9本目
恋するベーカリー
出演
メリル・ストリープ
スティーヴ・マーティン
アレック・ボールドウィン
ハンター・パリッシュ
ジョン・クラシンスキー
レイク・ベル
ダリル・サバラ
ゾーイ・カザン
ジェームズ・パトリック・スチュアート ほか
9本目は恋するベーカリー。
観たのはもう1ヶ月以上前です。
感想は追記にて。
感想
まずバッサリ切り捨てるけど邦題がありえない。
原題は、『IT'S COMPLICATED』
COMPLICATEDは、複雑とかこんがらがったとかという意味。
そこからどうして『恋するベーカリー』

邦題をつけたのは、東宝の人なんだろうけど日本人のラブストーリー好きの観客アップのために、とりあえず恋って言葉をつけて、そこに一応、パン屋さんも出てくるからベーカリーってつけときゃ、タイトルだけ観たら面白そうだろという顧客をバカにした考えが見え見えでエンドロールが流れている時にイラッとしてしまいました。
ストーリー自体は、悪くないです。
観るぞ

ただ私はひねくれているから、このあまりにも原作と合っていない邦題に怒り心頭でした。
まあ題名でそんなに怒るなよと言われればそこまでだけど、観ている最中から、あれ・・・おかしいな。
これ、絶対に原題は全く違う意味のような気がする。
と思ったらまさにその通りで、しかも原題とかけ離れすぎていて、ハア

・・・と原題と邦題の違いはこのへんにしておきます。
ただ邦題との違いでのがっかり感は書きます。
とにかくもっとバリバリと仕事をしている女性の話で、ベーカリー屋の風景が出てくるのかと思ったけど作中の10分の1も出てきません。
邦題で言えば、家のリフォームではなくお店のリフォームだったら邦題にも近かったのに、そこが更にがっかりでした。
物語的には、熟年女性の恋愛をユーモラスかつ深刻にこのバランスが良かったと思います。
とにかく3人の子供達を立派に育て巣立っていった時の少し寂しげな表情(もちろん嬉しい気持ちもある)や元旦那との関係に悩む姿も日本人とは違う少し明るい雰囲気がよかった。
少々、下品な箇所もあるけれど、そこも私は笑えました。
館内の他のお客さんも笑っている人多数だったので、面白いと思いますね。
変にドキドキしました。
登場人物は、メリル・ストリープのかわいさが思い切り出ている作品です。
年齢的には私の父親に近い世代ですが、この方は本当に芸達者ですね。
今回の他の人から見たら成功しているけれどでも何か物足りないという女性から意地悪な女性の役まで幅広くこなしてくれます。
この間、観た作品では全く違ったのに今回はこうきたかといつも驚かされます。
その他のキャストに関しては、個人的に好きなのは長女の婚約者の人が役的に好きだった。
あたふたするシーンが絶品で長女始め3人の子供たちがショックを受けて出て行ってしまい、母親が会いに行くシーンでの最初の応対の表情も最高によかった。
まあ・・・映画館で観るほどの作品ではないかも。
でも何も考えずに笑いたいときにはいいかもしれないです。
Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)
│映画
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