2010年03月08日

2010 7本目

2010 7本目
2010年 7本目
食堂かたつむり
出演
柴咲コウ
余貴美子
ブラザー・トム
田中哲司
志田未来
三浦友和  ほか


画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m



実はそんなに観るつもりはなかったのですが、仲良くしてもらっている、ぶるるさんのコメントでの感想で惹かれたので鑑賞。


その後、原作も読みました。


感想は追記に書きます。






感想


原作のほうの感想は原作の感想をカテゴリ『BOOK』にて書こうかなと思っているのですが、どちらでも同じようなことは書くかもしれませんが、今日はあくまで映画の感想を書いていきます。


まず映画を観た時点で思ったのは、映像の使い方が『嫌われ松子の一生』(以下、松子という)に似ているなと思いました。


映像のカラー使い自体は、松子のほうが綺麗で食堂かたつむり(以下、かたつむりという)のほうは昭和チックな雰囲気を残しているので雰囲気は違うのですが、現実っぽくないカラー使いの部分があったり、ミュージカル調チックな部分があるところは似ています。


ただかたつむりのほうはストーリー展開に、波がないから、松子以上のインパクトがないかなと思いました。


松子のほうは、インパクトがありすぎるし話のジャンル自体違うので比べるのもどうかと思うのですが、ストーリー自体が地味めなので、無理矢理、あーいう映像処理しちゃったik_19とは思いました。


一見、料理のほんわかゆるめの話なのですが、主役が声を発せない状態なので、そこを暗くみせないために、あーいう風な描き方になったのかなとも思いました。


だからこそ、主人公の影の部分と少しおふざけチックなミュージカルはコントラストしていて面白いんだけど、個人的には少しふざけすぎかなと思いました。


松子比べてばかりで申し訳ないんだけど、松子のおふざけ具合はもう頂点を極めすぎていて、素晴らしい出来になっているんだけど、かたつむりに関しては、そこまでいくには話に波乱さがないから中途半端に感じました。


描き方に関して文句は書いていますが、その他のことやキャストに関しては素晴らしいです。


まず柴咲コウさん。


声を発することがほとんどないにも関わらず、元々の目ヂカラもあってか表情豊かでよかったです。


喜怒哀楽が大げさでないのに、しっかりと伝わって、料理をしている時の楽しそうな表情、友達に裏切られた時の悲しそうな表情、お母さんとの複雑な関係の中にも想っている表情がうまかった。


お母さん役の余貴美子さんは、幅広いですよね。


おくりびと、ディアドクターと主人公をしっかりと支える役柄から、今回のはっちゃけた役まで素晴らしい演者です。


今回の役では、かわいらしさが全面に出ていてよかったです。


そして個人的にいいなーと思ったのは、ブラザー・トムさんですね。


以前から、テレビドラマなんかで演技をされているのは観たことはあったけれど、今回の役は、まさにはまり役だと思いました。


主人公を優しく温かく見守る表情がとてもよかったです。


そしてやっぱりこの作品の感想を書くにあたってはずせないのは料理ですね。


美味しそうな料理がたくさん出てきます。


しかもお店のある地元でとれたもので作られた料理というところがいいですね。


原作を読んでいると、これがあの料理かと思いだせる限りで思い出したけど、もう1回観たいと思いました。


もっともっと料理のシーンがあってもいいかなと思うくらいでした。


柴咲さんの手さばきもよかったと思います。


波乱含みの展開とまではいかないんだけど、いろいろな愛情がたっぷりと詰まっていて、ほっこりと温かい気持ちになれる映画でした。










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Posted by ミーハー女 at 14:30│Comments(3)映画
この記事へのコメント
ミーさん
食堂かたつむりは見たので感想楽しかったです
そうですよね
柴崎さんはしゃべれない役なのに印象が強かったです
映画の中で余貴美子さんとそっくりに見えたので母子の話しが現実的でした
ブラザートムさんはこの映画で得しましたよね
めちゃめちゃいい役じゃあないですか
昔大好きだった三浦友和さん、できればもう少しやせてほしかったです。
原作本は文庫本になったため買ったので(どういう理屈だ)急いで読みたいと思います
また感想を楽しみにしています
ほにゃまた
今度お会いしたときにV6の話しめちゃ聞きたいです
Posted by ぶるる at 2010年03月08日 14:55
ミーさん
またわたしでござんす
嫌われ松子の一生は原作は読んだけれどあまりひどい話しだったので、映画は見なかったのです
でも今回の感想を読んでどんな映画だったか、目にうかんだので、よかったです
ありがとうございました
松子を見ていないので、かたつむりの映像は、そんなにつらくなかったので、いいような悪いようなです
ほにゃまたです
Posted by ぶるる at 2010年03月08日 14:58
★ぶるるさんへ

こんにちは~♪
食堂かたつむり観ましたよ~。
ほんわかできるんだけど、突拍子な部分もあって面白かったです。
柴咲さんと余さんの親子は確かに似ていましたね。
特に余さんは少女のような部分がある女性なので似ていたように思います。
ブラザー・トムさんいいですよね。
あの役ははまりすぎでした。
三浦友和さん・・・そう言えば最近恰幅がよくなっていますね。
役柄も昔はいい人の役が多かったのが、最近は主人公の敵のような立ち位置の時もありますよね。
今回の役は、いい人(ちょっと微妙かもしれませんが)の役でしたよね。

そういえば松子のほうは、私は原作を読んでいないです。
確かに原作のほうが暗そうなイメージがあるな~。
映画ではかなり明るく・・・というか払拭する描き方になっています。
中谷美紀さんがまたウマイんですよね。

かたつむりのほうは、私も映画を観終わってから原作もあんなぶっとんでるのかな?と思って文庫本だったので買ったのですが、映画では描かれていないエピソードもあってよかったですよ。
お母さんも原作のほうが、少しまともです。
でも水鉄砲のくだりは同じで驚きました( ̄▽ ̄;)

V6の話ですか・・・。
暗いかもしれませんよ。
まあお会いする時は、名古屋公演の後なので明るくなっているかもしれません(苦笑)
Posted by ぶるるさんへ at 2010年03月09日 14:13
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