2009年11月27日
2009 28本目

2009 28本目
私の中のあなた
出演
キャメロン・ディアス
アビゲイル・ブレスリン
アレック・ボールドウィン
ジェイソン・パトリック
ソフィア・ヴァジリーヴァ
ジョン・キューザック
エヴァン・エリングソン ほか
画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしました<(_ _)>
28本目は、私の中のあなた
公開直後からずっと観たかったんだけど、なかなか時間も日も合わずのびのびになっていたら、近場の映画館での公開は全部終わってしまっていて

結局、シネリーブル梅田まで足をのばしました。
でも観てよかったです。
感想は追記です。
感想
取り扱っているテーマが病気・死なので暗くなりがちだし、実際、重いシーンもあります。
でもそこに家族愛・姉兄妹愛が存分に含まれているので、観終わった後でドンヨリするよりも、晴れやかな気持ちになる映画でした。
時間軸がすこしぐちゃぐちゃで頭の中で整理しつつ観ないと、あれ

いや、もしかしたら勘違いで終わっている可能性もあります。
それでもその時その時の彼ら・彼女らの想いは伝わってきたから、いい加減な言い方だけどそれでいいと思いました。
内容に関しては、一般的に死を選ぶことは間違っていることだし駄目なことだと思います。
でもこの作品に関して言えば、このラストで良かったと思いました。
もしも自分の周りで自分の生を諦めようとしている人がいたら、きっと引き留めます。
でもこの作品に関して言えばそれは酷なのかなと思いました。
もちろん一縷の望みにかけることも必要かもしれない、でも周りが見えなくなってしまっている場合がある。
病気って難しい問題だなとつくづく思いました。
自分の体は自分で分かるとよく言いますが必ずしもそうではない。
でも当たっている場合もある、あの時もっと早く病院に行っていたらと思うことはよくあります。
だけどそれだけの問題ではなく長年病気と闘ってきたからこそ出た決断に納得でした。
キャストに関しては、正直、キャメロン・ディアスにできるの

観た後は、そんなこと思ってすみませんでしたと土下座したい気分でした。
今までのキャメロンとは全く違う顔を迫真の演技力で魅せてくれました。
この作品には、悪い人は出てこないんだけど、敢えて言うならばキャメロンは悪役です。
でも悪役という表現は間違っている。
とっても歯がゆい役です。
一生懸命、娘が生きることを願い、それに向けて行動している母親です。
でも娘のことを考えた時にそれは正しいのか

一方のことを考えるとひどい母親だけどひどいだけでは済まされないものがありました。
アビゲイル・ブレスリンの健気な演技には泣きました。
とっても難しい役だったと思います。
彼女が一番、母親のことも姉のことも考えている娘であり妹だった。
彼女の演技・表情には突き動かされるものがありました。
ソフィア・ヴァジリーヴァちゃんもこの映画を撮っている時は、多分15歳か16歳だったと思うのですが、髪の毛を剃り、眉毛も剃り女優魂を感じました。
キャメロンも髪の毛を剃ってあるので凄いと思ったのですが、この2人の決意こそがこの映画の作品をよりよくしたんだと思います。
全てを受け入れ、その時にどう思うかの表現が素晴らしかったです。
最初に泣けるという触れ込みでの作品だったので、身構えていたところもあり思ったほども泣けなかったのと映画館ならではだとは思いますが、始まって30分ほどで凄い寝息が聞こえたのと、もう


かえって役者さん達の表情を涙で曇らせることなく観ることができてありがたかったです。
命について考えたいときに、泣いても大丈夫な時にもう1度観たい作品です。
Posted by ミーハー女 at 16:10│Comments(0)
│映画
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