2009年08月23日
2009 18本目

2009 18本目
ノウイング
出演
ニコラス・ケイジ
ローズ・バーン
チャンドラー・カンタベリー
ララ・ロビンソン
ベン・メンデルソーン ほか
今作で2009年の観た映画は18本。
既に観ていてまだ感想を書いていない映画が2本。
だから今のところ鑑賞本数20本。
今のところ年間30本ペースですね。
またこれから公開を控えた映画も盛りだくさんなので、どんどん観ていこうと思います。
観たい映画。
1、96時間
2、20世紀少年<最終章> ぼくらの旗
3、BALLAD 名もなき恋のうた
4、ココ・アヴァン・シャネル
5、私の中のあなた
今のところです。
全部観ることができたらいいな。
それでは感想です。
ネタバレ注意ですのでよろしくお願いします。
感想です。
個人的には、衝撃的なラストでした。
こういう地球滅亡ものというのは、私が観た映画だと「地球が静止する日」「宇宙戦争」が思い浮かびます。
もちろん他にもあるんだけど、私が観るタイプの作品は、だいたい地球は救われるというラストが待っています。
例に挙げた二作品は宇宙人による侵略めいたものなので、比較になりませんがこの作品も地球は平和になると思って観ていたので衝撃的なシーンと共にラストは、希望が見えたCGになっているのに素直に喜べない終わり方でした。
この作品は、宇宙人侵略ものではないです。
簡単に言えば、自然の脅威から地球滅亡につながっていく物語。
宇宙人がでてきますが、あれが宇宙人だったということを私は最後まで気付きませんでした。
宇宙船に乗ってたんだけど、宇宙人というよりは神の使者かなと思っていました。
地球は滅亡してしまうけど、男の子と女の子1人ずつは救ってあげる。
そして最後はアダムとイブのような雰囲気で終わります。
あっ、子供達だけでなく、うさぎもいました。
地球再生のために人間2人と動物2匹は残したのだろうと思います。
地球は滅亡してしまうんだけど、時が経ち地球に戻ってきた時の映像は荒れ果てた地球ではなく
ある意味、幻想的な綺麗な地球でした。
高層ビルなんかはないけれど、綺麗な地球。
でもほっとした空間ではないんですよね、でも子供たちの顔はなぜか希望に満ちあふれているというか不安な要素がないのが不思議でした。
最初に終わりの感想を述べてしまいましたが、地球滅亡時の映像といったら圧倒されるなんて言葉じゃたらないくらいの映像でした。
こんなこと言ったら不謹慎だけど、ある意味、爽快で綺麗だった。
地球が滅亡するシーンに対して言う言葉ではないはずなのに不思議な感覚でした。
後半にかけてはSFっぽい仕上がりですが、前半部分はさながらミステリーです。
謎の暗号を解き進めていくニコラス・ケイジはかっこいいです。
でもぞっとする数字の羅列には頭が痛くなります。不気味さが漂っていました。
そしてSF、ミステリーときてヒューマンドラマも入っています。
親子愛です。耳が不自由な息子との父子愛。
娘のことを心から愛する母子愛。
母親のことを分かってあげられなかった近くにいることができなかったことを悔やむ母子愛。
些細なことが積み重なってすれ違ってしまったけれど最後には分かり合うことができた父子愛。
こういういくつもの要素が交わり合ってできた作品です。
最後にインパクトのあるシーンが連続してしまうので、最初のほうのミステリー的要素や親子愛が薄れがちですが
思い返してみると心温まるシーンもたくさんある作品だと思いました。
地球滅亡・・・あんな一瞬のうちに起こってしまったらどうしようもないだろうなと思いました。
だからこそ悔いのない人生を歩まなくてはいけないんだろうなと改めて思った作品でした。
Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)
│映画
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