2011年11月03日
2011年50本目
2011年50本目
ミッション:8ミニッツ
出演
ジェイク・ギレンホール
ミシェル・モナハン
ヴェラ・ファーミガ
ジェフリー・ライト
マイケル・アーデン
キャス・アンヴァー
ラッセル・ピーターズ
スーザン・ベイン ほか
画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m
映画通ほど騙されるという謳い文句につられて鑑賞。
感想は追記にて。
感想
不思議な映画だな~と思いました。
鑑賞後は、自分なりの結末というのを持っていて、これはこうだったんだって思っていたんだけど、深く考えると、あれ?こうじゃなくてあーだったのかな?と自分が思った結末に疑問が起こってきました。
私の思ったのは、インセプションのような感じの世界が起こっていて、その中での結末はこうだという意味合いなのかなと思ったのですが、過去自体が変わったんじゃないの?という結末のようにも思えて。
だから騙されるという謳い文句には少々疑問が残ります。
何に騙されたのか未だに分かっていなかったりもします。
これが騙されるという意味ならちょっと納得はいかないかな~。
・・・とはいえ、作中の展開は秀逸。
8分間を何度も描いているのですが、飽きることなく描かれていて、事故の真犯人を見つけていく中でどんどん分かってくる犯人像、そして自分自信がなんなのかが分かってきて、それらが絡み合ってストーリーは展開していきます。
とにかく見せ方がウマイ、同じ展開はありますがアングルが変わっていたり、演者の考えが変わっているため全然違うものに見えているのだけど、犯人探しは進んでいるのだと分かる見せ方で、こういう話は飽きが出てもおかしくないのにそれが全くなかったです。
キャストに関しては、これまたウマイ役者がそろったな~という印象。
主役のジェイク・ギレンホールは、相変わらず濃い顔ですが、男前だよね。
有無を言わせず自分の存在がどうなっているのか分からないままミッションに取り組んでいくのですが、最初の荒れ気味で真相を解いていく時の荒々しさ、自分自身のことも探りながら描きつつ自分の過去と立ち向かっていく後半の姿は全く違うのですが、どちらも人間味溢れていて、この人には幸せになってほしいと思える人物像でした。
相手役のミシェル・モナハンは笑顔と笑った時の頬が印象的な女優さん。
彼女こそ同じシーンばかりで全く同じ人物像で演じるのが大変だっただろうなと思いました。
そこを見事に魅力的に演じていました。
そして違う意味での相手役である、ヴェラ・ファーミガは、最初の人造人間のような無表情に指示を出す姿からどんどんスティーヴン大尉の味方になっていく様は、丁寧に女性の表情がプラスされて、最後に決断をした表情がとてもよかった。
途中、博士から「お前が甘やかすからだ」と戒められるシーンで見せる寂しげな表情は印象的でした。
この3人がとにかくうまくて、展開はもちろんのことキャストの良さも加わって、最後???とはなるものの見てよかったと思える作品でした。
Posted by ミーハー女 at 15:00│Comments(0)
│映画
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