ミーハー女のミーハー日記２

唯川恵
今夜誰のとなりで眠る


エッツと
かなり画像が悪いのですが、携帯で撮ったものです
デジカメが充電切れだったので、またそのうち差し替えます
もっと綺麗に撮れている予定だったのにな～
デジカメもそうだけど、携帯も買い替えたいよ
明日の記事も携帯画像の予定だったけれど、あまりの汚さに撮りだめしている画像で記事を書こうと思います


それで本題
いいペースで本を読んでいます
気になる本があったら、その都度買ってしまうから、まだまだ本に困ることはなし

今回も唯川さんの作品です。
これは、発刊日を見たら去年の9月になっていたからすぐに買って半年以上寝かせていたみたいです
そんな本が私の部屋には、あふれかえっているよ

感想は追記に書きます。

感想です。
内容は・・・
その自由で奔放な生き方で女たちを魅了した男、高瀬秋生の突然の訃報。大学の同級生だった真以子と協子、秋生の友人と結婚した七恵、一緒に暮らしていた佑美、その職場の同僚じゅん子。ひとりの男の死が、彼と関わった5人の女たちの人生に、さざ波をたててゆく―。30台半ば、もう若くはない、でもやり直せる。それぞれの事情を抱えながら生きてゆく女たちの、新しい旅立ちを描く長編小説。
Yahoo!ブックスさんよりお借りしました。


主な登場人物は30代半ば～30代後半の女性5人
なんだけど
全体を通してとにかく、登場人物が多い
頭が悪い私は、何度も登場人物が書かれている部分を読んで、この名前はこの人って見直しました
中盤からは物語に入っていたのか、すんなり読めましたが
5人の女性を軸に、元恋人、元恋人の奥様、元旦那、元旦那の奥様、旦那様、不倫相手、会社の上司、義理兄、ととにかく男性も女性もたくさんの人物が登場します。


話の内容は、唯川さんなので文句なしに私好み。
それでいて話の進み方が面白い
1人、1人の女性毎に段落分けしてあって、時間差は多少ある物の、例えば協子という女性がいる。
1つの段落は、協子のことばかり書いている。
そして次の段落ではまた違う女性になるのだけれど、協子と出会う前を書いていたりで、少し時間が戻ることもあるんだけれど、1つの段落ではきちんとその女性の心情が描かれていて、読んでいて入りやすかったです。


ちょっと気になったのは、せっかく5人の女性を主人公に書いたのに、話が分散しすぎたのか最後まできちんと書き切れていない女性が多いように感じました。
少なくとも、2人の女性はかなり消化不足。
でもこれ以上書いても、平凡な日常を描くことになるだろうから、敢えてそうしたのかなとも思いました。
なんとなく、すっきりしない、余韻に浸れない作品ではあり物足りなさを感じました。


そして最後のあとがきを読んで驚いたんだけど、そのあとがきを書いた方が（名前は忘れました）登場人物の多さに覚えきれなくて、メインの5人の女性を色に例えて覚えて書いたと書いてあったんですよ。
例えばAさんなら赤とか、Bさんなら白ってな具合なんだけど、女優さんにあてはめるのも面白いと思いますと書いてあって驚いたんだけど、実は私、人の多さに途中から、勝手に登場人物を女優さんに当てはめて読んでいたから、なんだか嬉しかったです
私が思い浮かべた5人は、鈴木京香さん、深津絵里さん、常盤貴子さん、稲森いずみさん、青木さやかさんでした。
年齢的にも多分、いい感じかなと後から思ったんだけど登場人物のキャラで、いつの間にか思い浮かべていました。
まあ、青木さやかさんを女優さんに入れるのはどうなのって言われそうだけど、そこはまあ許して下さい
いつもは女優さんを思い浮かべて読むことなんてなかったけれど、今回はなぜだか浮かんできたんですよね。
こういう風に読むのも、なかなか楽しかったです。
この5人が共演となれば、凄いドラマになるだろうけどね
そこは、想像の世界ということで

唯川さんの作品はやっぱり好きですね。
また新作が出れば読みたいです。