ミーハー女のミーハー日記２

2010年42本目
食べて、祈って、恋をして
出演
ジュリア・ロバーツ
ハビエル・バルデム
ジェームズ・フランコ
リチャード・ジェンキンス
ヴィオラ・デイヴィス
ビリー・クラダップ　　　ほか


画像は、Yahoo!映画様よりお借りいたしましたm(__)m


観る前はあんなにわくわくしていたのに、鑑賞後は、久しぶりにくそつまらん映画を見てしまったと後悔した映画。


感想は追記にて。

感想


驚くほど、つまらなくて時計を30分おきに見てました。


『食べて、祈って、恋をして』って素敵なタイトルだよね。


1つ1つに凄く意味を感じるんだろうなと思って観たのに、タイトル変えろーーって思いました。


『ただ食べて、一応祈って、そしたら恋しちゃいました』にしやがれ！！って思った作品。


まず食べてですが、イタリアで食べてます。


ただイタリアの方に誤解を招くと申し訳ないけど、どれもありきたりの食べ物で特にイタリアに意味があったの？と思った展開でした。


ジェラートを食べているときのジュリア・ロバーツの表情は魅力的でしたが、だから何？と言いたくて仕方がなかった。


そして祈ります。


一応、3ヶ所を1年間で廻る設定だったと思うのですが、自分が癒されるまで、いなさいという忠告があったにも関わらず、時が経って、ある程度、変わったので次の場所に移動しますという臭いがプンプンと漂っていました。


ここでも出会いがあるのですが、主人公の身に大きく何かを成長させるものが、あったのか？と聞かれると、そこまで伝わってくるものがありませんでした。


そして最後の地で恋をするわけですが、そもそも旅に出た理由が、自分を見つめ直すためという感じだったのですが、そのきっかけとして結婚生活8年の旦那との離婚、若い彼氏との別れがあるわけだけど、この20年間（15年とか25年だったかも）、なんとなく男と出逢って別れてきた自分はもう嫌なの！！みたいなこと言ってるけど、1年も経たない間にこれかい、とは思いましたね。


もちろん恋というものは、突然やってくるものです（←自分で書いてキモッって思っちゃったよ）


そんなの分かっています。


ただ作品として、綺麗に最後の地で出会いました～という展開に虫酸が走りました。


これならまだ、旅は終わって、最後の最後で誰かと出逢って恋の予感？で終わらせて2時間くらいでまとめてくれてもいいくらいでした。


ただ食べて、祈って成長した主人公が恋をしたというところに重きを置いているようなので、恋部分は長めに入っていますが、最終的に背中を押したのは、胡散臭い占い師だったからね～。


主人公は、帰ろうとするところを占い師の一言で背中を押しただけ、まあその背中を押されて行動できたのも、食べて祈ったからだと言われたら、それまでだけど、そこまでの成長がまるで伝わってきませんでした。


2時間半だらだらした割には、全く中身のない映画でした。


それに、財産のほとんどを前夫に渡したのに、どうして1年も旅に出れるのかが謎でした。


前夫は、結局受け取らなかったっていう展開があったのですかね、見落としていたのかもしれません。


何度も睡魔に襲われたので。


普段、あくせく働いている自分を小馬鹿にしたような感じも不快に思いました。


ジュリア・ロバーツに自信のあった作品だから、初めて日本に来日したのかもしれないけど、それならもっと早く他の作品で来日してほしかったです。


とりあえず、2010年ワースト3間違いなしの作品でした。


一縷の望みとして、ジュリア・ロバーツの魅力的な表情だけは変わらず良かったです。