2009年09月15日

朗読活劇 レチタ・カルダ-Recita Calda- 2

朗読活劇 レチタ・カルダ-Recita Calda- 2
朗読活劇 レチタ・カルダ-Recita Calda-
2009年9月12日(土)PM18時開演
語り手:大沢たかお
三味線:上妻宏光
キーボード:村松崇継
舞:浅野瑞穂


本日の画像は、今回の朗読活劇のチラシ画像。


レポは今日で終わりです。


なんだか長くなりそうな短くて終わりそうな感じですが、早速書きます。


ik_48物語
歴史は、そこそこ大丈夫と思っていた私ですが、始まってみると大丈夫じゃなかった/( ̄ロ ̄;)\


大沢さんの話についていきつつ、私の義経の知識ってそういや、タッキーの大河「義経」くらいだなと思いました。


それも多分、もう5年くらい前だし、毎回かかさず観ていたとも言えないので(三分の二以上は観てたけど)
記憶を手繰り寄せながら必死についていってたなと思いました。


特に最初の方は、大河ドラマなんかでもそうですが、やっぱり主役の子供時代は子役が演じる訳で、
今年の天地人は子供店長の加藤清史郎君のかわいさで、盛り上がりもあったと思うのですが、
通常でいくとやはり大人になってからのほうが大筋になってくるから特にピンとこなかったです。


もちろんこれは私の知識の無さなので、最初から入り込めた方は、どんどん入り込めたと思います。


正直、余計なことばかり考えていたんだよね。


タッキーの義経は、そういえば最初、静の役は広末涼子さんだったけど、
できちゃった結婚しちゃったから、石原さとみさんに変わったよなとか、そんなことを思い出していました。


もちろん、大沢さんの話も聞いていたんだけどね。
だから、予習すればよかったかなと少し後悔しましたね。


司馬遼太郎さんの世界観が好きな方、義経に精通していらっしゃる方にはたまらない朗読活劇だったと思います。


私は、正直もう1回観てちょうどいいかなというのが本音です。
最後のほうは、大丈夫だったんだけど最初のほうはちょっと聞き逃すというと変なんだけど
聞き流していたというか、とにかく消化するのに必死な感じでした。






ik_14舞:浅野瑞穂さん
1番最初に登場した時は、まるで天女のようないでたちで、
それが夜の真っ暗なな中にライトが当たって綺麗だったんだけど
私の席からは、はっきりと浅野さんが見えたのは、本当の最初と最後の挨拶の時だけでした。

随所で一部分が見えたりはしたんだけど、天候の都合上、変更部分もあったのか
設定上、残念な部分は多かったです。

だから観ることができていない以上、感想って書けないんです。
ごめんなさい。
正直、悔しい気持ちが大きいです。



ik_14キーボード:村松崇継さん
村松さんも最初はお顔もはっきりと見えていたんだけど、雨が強くなるにつれ
左右と後ろの透明カーテンがおりて、最後には前の透明カーテンまでおりて
透明カーテンに雨がついてしまってほとんど見えなくなっていたんだ。


でもやっぱり演奏者なので顔とかで書くのはおかしいので、あくまで仕草のお話になりますが
魅せるのが、うまい方だなと思いました。
上妻さんも同じくなのですが、上妻さんと目で合図して演奏を始める感じとかがとても素敵でした。


技術とかは、正直私には知識がないので分かりません。
あくまで雰囲気がよかったとしかお伝えできないんだけど全ての方に言えることですが
4人のコラボレーションが本当に素晴らしくて、大沢さんの朗読がもちろんメインではあるんだけど
もちろんそれだけでは成り立たないんだよね。
これだけ素晴らしいものができたのは、4人の調和がとてもよかったんだろうなと思いました。


ik_14三味線:上妻宏光
村松さんと同じような感想になってしまうんだけど、プロの演奏者の奏でる音楽って
素人が聴いても、鳥肌が立つんだなと思いました。


これいくら雨が降っていて寒かったからとか、そういう問題ではないですよ。
大沢さんの朗読の山場で流れだす演奏。
このタイミング・曲調・テクニック全てが見事に合っていて鳥肌が立ちました。
村松さんと目で合図し合う感じとかが、とてもセクシーで(お二人ともです)大沢さんファンではありますが
席的にこのお二人のほうが見えやすいので、意外と観てました。
大沢さんの朗読を聞いている感じとかも、うつむいていることがほとんどなんだけど、
演奏の入れてくる絶妙なタイミングが素晴らしかったです。


ik_14語り手:大沢たかお
もちろん、最後は大沢さんですよ。


極端に長くなると思いますがお許しください。


昨日も書きましたが、雨に濡れたまま朗読することを決めた瞬間から(妄想ではありますが)
一途にこの朗読に取り組むひたむきさがビシビシと伝わってきました。


途中で2~3回、スタッフさんがおそらく、大丈夫ですか的なことも聞きに来ていたように感じたのですが
その都度、声にはだしていなかったけど(最初の「なんで」以外は)大きくうなずいていて心強かったです。


途中、台本についた雨を拭う姿や台本ごと雨を振り下ろす姿なんかは、
まるで元々あった演出のようにさえ見えました。


もちろん、そんなことありえないし大沢さんも雨で見えないから
大沢さんにとっては、普通に拭ったり振ったりしているのは分かっているんだけど
それさえも元々組み込まれているように見えて不思議でした。


ナレーター、義経、頼朝、北条政子、静と何人もの役を演じるんだけど、
それぞれ、少しずつであったり大きくであったり、その人の違いを咄嗟に朗読として演じます。


一瞬のうちに魂が乗り移っているようでした。
最初の入りこそ、雨が気になっていたのですが、どんどん引き込まれていく自分がいました。


椅子に座ったり、立ったり、そのまま地べた(本堂なんだけど)に座ったりと狭いステージながら
右往左往に動いていたのも、よかったです。


今回のお話自体は、喜怒哀楽でいくと特に怒哀が大きいと思うのですが、この両極端な気持ちが
大沢さんの朗読によって、自分の心の中にどんどん怒りや哀しみが芽生えてきました。


本当にファンだからこその好みではあると思うのですが、大沢さんの抑揚が凄く好きなんですよね。
淡々と朗読していたと思うと急に怒りの気持ちが表れた時の豹変の仕方なんかが凄くよかったです。


もちろん朗読に関しても素人だし、あくまで大沢さんのファンなのであんまり参考にならないのは
分かるのですが、今回の朗読活劇を観賞して、また他の作品でもいいから観たいなと思いました。


あとは舞台作品ですね。
とっても聞き取りやすかったので、舞台もまたやってほしいなと思いました。


まあこれも個人的希望です。
映画だけやってればいいという方もいると思うし
もっと連ドラやテレビ中心でやってほしいという方もいると思うし様々です。


私は・・・というとどうなんでしょうね。
今まで映画だけというのが長かったので、連ドラは別にいいかなと思ってたけど
決まったら決まったで嬉しかったし、今回の朗読活劇のようなお仕事も、勉強にもなったし
新たな大沢さんの魅力に触れられたなと思いました。


・・・と長々と何を書いているんだ私(苦笑)
感想はこんな感じです。
無知な中での感想なので、あまり参考にならなくてすみません。

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Posted by ミーハー女 at 15:41│Comments(4)イベントレポ
この記事へのコメント
ミーさん
楽しい感想をありがとうございます
もちろん私も見ていましたが文章にちゃんとされてるのを読むのは、そのときのことが鮮やかに思い出されて楽しいです。
女性カメラマンは私も目撃しました。どこに載るのでしょうかね楽しみです。
ミーさんのブログ今日は重くて開きにくいので、すごいアクセス数なのかもと思いました。
音楽の生演奏、ぜいたくでよかったです。一人一人でも十分表現できるプロの人たちとの共演なので、迫力がありましたよね。
大沢さんの朗読劇は想像よりもはるかによかったです。また同じものでも違うものでも見たいと思いました。できれば今度は晴れてほしいですが。
またご一緒できるといいです
ブログ続けて楽しく拝見します
ほにゃまたです
Posted by ぶるる at 2009年09月15日 17:03
ミーハーさん、レポありがとうございます^^
充分、参考になりましたよ~
壬生寺が、ますます楽しみになりました。
今まで「大沢さんの朗読」にしか
目がいってなかったのですが、
キーボードも、三味線も、
舞も、しっかり観て、聴いてこようと
思いました。

お疲れが、忘れた頃にやってくることのないように、くれぐれも気をつけてくださいね^^
またいつか、ご一緒しましょう♪
Posted by きんぎょ at 2009年09月15日 22:26
★ぶるるさんへ

こんにちは~♪
楽しい感想というか完全に一人雑談になっています( ̄▽ ̄;)
女性カメラマンは、結構いろいろな場所から撮影されていたのですね。
それならやっぱり演劇ニュースの方だったのかもしれないですね。
まあプライベートシートにも確実に載るとは思います。

語り、演奏、舞と四重奏の重なり具合が素晴らしくて行ってよかったです。
もちろん大沢さんだったからというのもありますが、1人1人の力の大きさも相当なものなのでその大きさが4人集まった時のこの朗読活劇は凄い迫力でした。
本当に雨だけが心残りですが、これもいい思い出です。

是非、またお逢いしたいです。
実は、来月も東京に行くのですが、来月は少し予定が詰まりすぎているので、また行く時には早めに連絡します。
またいろいろレポもしますので、ブログを読んでもらえると嬉しいです。
そういえば・・・アクセス数はそんなに変わらなかったですよ。
少し多いかなとは思いましたが、まあ私のブログは私同様、気まぐれなところがあるので(苦笑)
Posted by ぶるるさんへ at 2009年09月16日 14:43
★きんぎょさんへ

こんにちは~。
あの・・・本当にあんまり参考にはなっていないと思います( ̄▽ ̄;)
でも大沢さん以外の上妻さん、村松さん、浅野さんも是非、観てもらえたら嬉しいです。
本当に4人が作る世界観が素晴らしくて、鳥肌が立ちました。

京都は多分行かないのですが、また御一緒できる機会がありましたらお願いします。
Posted by きんぎょさんへ at 2009年09月16日 14:46
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